僕はやがて44歳になる。
一月生まれなのです。
ラッキー7という七に比べて、
4というのは不吉な数字と認知されている。
それはどうしても4の読み方が
「死」を連想させるところから
きているのは間違いないはずだ。
ホテルに4階はあっても4号室はないところが
多いのではないか?
さて、ふと、「人生すべりだい説」という
持論を思いついたので記しておくことにする。
44歳は平均的には死ぬ年齢ではないが
平均的には人生を折り返している年齢だろう。
僕は自分を人と比べて、それなりに平均的だと捉え、
この、人生すべりだい説を提唱することにした。
通常、すべりだいには、上る階段がある。
そしてすべる箇所がある。
のぼるのはすべる事を目的としているはずだ。
すべることが楽しいからだ。
のぼりつづける階段だけだったら、
のぼる人は随分へるのではないかと想像する。
すべりだいの階段が高いほど、
すべる距離は長くなる。
これはぼくの結論である。
人は100%の確率で死ぬのだ。
どう死にたいか。
死ぬまで階段をのぼる人生もあるだろう。
階段をのぼる事が好きな人だ。
そもそもすべりだいが無かった人もいるだろう。
人それぞれだ。
僕の場合、
階段をのぼるのはもういいかな。
あとは滑っていこう、
というような気持ちである、
という感じ。
階段のぼるのも好き、
すべるのも好き、
というのが正しいかもしれない。
あなたはどうだろうか?