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2023年にやりたいこと

2023年にやりたいこと

 

アルコール依存症の人の回復には、断酒や禁酒しかない、というのが

セオリーなんだそうだ。

私はアルコール依存症だが、節酒にチャレンジしたい。

控酒といってもいいかもしれないい。酒をやめたくはない。

量や回数を減らして、酒とうまくつきあいたい。

 

アルコール依存症」と「酒好き」の違いの定義に、こういうものがあるらしい。

 

酒が原因で社会的問題をおこす人がアルコール依存症

問題はなく、ただ本人が好きで飲んでいるのが酒好き。

 

私はずっと後者だと思っていたが、前者になってしまったので、

アルコール依存症だと認めることにした。

 

飲酒運転をして、免許がなくなった。

知人の家で酒を飲み記憶をなくし、

気づけば車の運転席で寝ていた。コンビニの駐車場だった。

警察に起こされた時は意味がよくわからなかった。

 

飲酒運転は基本、現行犯で捕まえるものだそうだが、

私は「運転していた可能性が極めて高い」というところから

現行犯ではないが検挙され、在宅事件として捜査をした結果、

道路交通法違反の罪で免許を失った。

自分の車についていたドライブレコーダーや、コンビニにある

防犯カメラが証拠となった。

 

私は普段、車で通勤していたのだけれど、車を運転できなくなったので、

理由を説明し退社して、歩いて行ける会社に転勤した。

 

私には妻も子もある。本当は酒をやめるのが妥当なところだろう。

だが私はアルコール依存症だ。やめるとかやめないとかではなく、

飲んでしまうのだ。それは意志を超えたところにある。

アルコールはドラッグであり、ドラッグとはそういう危険性があるから

やってはいけないことになっている。だがお酒は20歳以上の成人に

限って日本政府によって許されている。そしてもはや私はアルコール

依存症であるゆえ、やめたくはない。でも、日常生活や体を大切にしたい

気持ちはある。

 

穏やかな幸せ。穏やかな幸せは退屈だが、ビールを一本飲むと穏やかな

幸せを感じられる。穏やかな幸せを感じた後にはもっと楽しくなりたくなる。

二本、三本と飲めば、それは興奮へと昂ってくる。その気持ちよさが

やめられないのだ。

 

本当は酒が違法になってしまえばいいと思っている。

本当は酒が世の中が消えてしまえばいいと思っている。

でもそれはもちろん嘘だ。

私は酒が好きなのだ。

 

だから私は今年、自分を律する事が出来るレベルでお酒を飲みたいと

思っている。そんな事ができるのだろうか。できるはずがないはずだ。

それがお酒の本質なのだ。いいや、違う、私の本質なのだろう。

 

しかし今、私は助けてほしい。

飲まなくてもじゅうぶんに楽しくやりがいを

感じられる毎日を送りたい。

 

どこかでだれかがささやいている。

お前は素直になればいい、と。

 

きっとそうなのだろう。