人(僕)には心があるという前提で話をするが、
人(僕)の心というのは、わりと無防備で、
ふとした出会いがあれば、すぐに
そいつは僕の心に巣くってしまう。
そいつは、人に限らず、動物かもしれないし、
食べ物かもしれない、
何とは限らないが、そういう出会いの重なりが
僕らを更新していく。
それは僕らにはコントロールできない。
出会いは
避けられないから、前向きにとらえる
癖をつけると良いと僕は常々思っている。
強烈な映画も、そのひとつに挙げられるが、
ここ数年の衝撃は、暗い映画ではあるのだが、
だ。
辛い実際にあった題材の戦争映画を見ればみるほど、
自分の人生がどれほど退屈で
人に自慢できるものじゃなくてもいい、
と思える。
今、楽しく幸せに生きていられるなら、それ以上
何も望まない、と思う←(ちょっとかっこつけてますが)
ネガティブに見れば問題は山積みだとしても、
日本はおそらく、とても良い国だ。
多分、僕らにはわからないけれど、間違いないはずだ。
という映画は、
僕の現実生活から、現実を剥がす力がある。
観ると、見終わってもその世界からしばらく
離れられなくなる。
それが映画の単なるファンタジーではなく、
現実に起きた世界を題材にしていること、
ファンタジー映画の大御所が作り出した
スピルバーグがこの映画を作ったこと、
などが作用して、
映画、シンドラーのリスト は
僕の心にへばりついてしまう。
昨夜、寝付けなくて、
アップルミュージックに何か
面白い音楽はないかと、
検索しているうちに
サントラに出会った。
それで、そのサントラを聞くと
やはりその、シンドラーのリスト的世界が
僕の世界をめぐる。
それはもう、僕の中に
シンドラーのリストという
クモの巣が僕の心には、はられていて、
なにかのきっかけで餌が来ればとらえるのだ。