冗談言ったら冗談じゃなくなった話
職場に入った新しい人から
「髪の毛切ったんですか?かっこいい」
と言っていただき(切ったのです)
「嘘でもいいから嬉しいです」
と返すと
「嘘なんか言いませんよ」
と言うので
「嘘なんか言いいませんて、そんなのおお嘘つきじゃないですか」
と気さくな冗談として応えたところ
相手の方の顔が引きつったような感じになり、
なんて事言うのこの人は??、みたいな顔をされた(ようにみえた)。
びっくりしたのだろうか?
悪意のない、あくまで冗談のつもりだったし、
親しくなりたいと思うからこその冗談でもあったのだが、色んな人がいるわけで、冗談も難しいわね、という話。
帰宅して嫁に話すと
相手を冗談にするのではなくて
自分を冗談にするのはどうかしら?
という。
例えば
「髪の毛切ったんですね、かっこいい」
と言われたら
「そうすか、今からでもジャニーズ行けますかね?」
とか言ったら?
とか、
何言われても
「なんだバカやろー」と、たけしになる、
とか。
そういう夫婦の楽しい会話をした。
いい奥さんですねぇ。
夫婦にもなると笑いのツボが似ていたり、似てきたりする。もともと似てるから一緒にいるかもしれない。
でも他人とは色んなツボやセンスが違う。
すり合わせながらバランスをとってやっていくのだ。その中で親しくなったり、そうはならなかったりする。私は基本的には平和主義者なので誰とも仲良くしたいが、頑固なところもあるので誰とでもは仲良くできない(どっちやねん)
前述の人に嫌われたかなー?まあいいかそれはそれで、と思っていたら、
あとから普通に話しかけてきてくれたんで良かったけど、その時こっちは
「変な冗談言わないほうがいいぞ」
というモードなんで若干緊張した。