ショウ・スズキ フロムオキナワ

よろしくお願いします

末吉公園を歩く

今年の夏はクワガタをとりたい、

そう思っている。

 

職場の保育園に昨年、保護者が

捕まえたクワガタを数匹持ってきてくれた。

 

とうぜん子どもに人気があるのだが、

乳児にも人気がある。

 

特に幼い子ほど、ちょっとした事で

機嫌を悪くするものだが(本人に

とってはちょっとした事ではないだろうが)

 

そんな時の気分転換にも一役買ってくれる

のがクワガタ(昆虫)だ。

 

ぼく個人的にも生き物は好きな方だし

息子も2歳になり、昆虫にも興味を

持ってくれたらいいなというような思い、

 

 

そのような観点から

 

「今年の夏はクワガタをとりたい」

 

のだった。

 

 

沖縄のクワガタやカブトは

もっぱら北部の「やんばる」

で獲れるようだが、

 

ぼくの住む那覇市や近隣の浦添市

大きな公園でも獲れるらしい。

 

那覇市にある末吉公園は

都会の中にも野生の森が残って

いる場所と言われている。

 

何度も行った事があるが、

この公園内で動物の生態系

が存在している、という話も納得の

森具合である。

 

いつかマングースを見たから

ハブもいるんだろう。

もっとも、ハブは街中でも発見されたり

するのだが・・

 

 

ネットで調べると沖縄では6月頃から

クワガタやカブトが獲れるらしい。

 

沖縄の人が内地という、いわるゆ本土では

クワガタの獲れる木は「クヌギ」ということに

なっているが、沖縄にはクヌギが無いそうだ。

 

かわりに沖縄でクワガタ、カブトが集まる木は

 

タブノキ

 

それから

 

「ショウロウクサギ

 

ということらしい。

 

 

早速日曜日、下見とレジャーを兼ねて

家族3人(嫁、息子、わたし)で

末吉公園に向かった。

 

 

最近、公園でよく見る、

アウトドア用のカートを買った。

荷物も運べるし、子どもも乗れる。

息子は乗るよりも引っ張る方が好きな

ようだが、引っ張って遊ぶのも良し。

1万円と少ししたが、良い買い物だったと

思う。

 

 ↑これ

 

末吉公園へもこのカートを持っていったが、

結果的に末吉公園の森をカートを引いて

歩くのは少しばかり大変だった。

登山道もあるが、そちらには今回は行く

予定がなかった。

だから石畳の道をガタガタと

カートを転がして歩いた。

 

ガタガタも大変だし坂道も多い。

息子は時間帯によっては歩くのも

乗るのも引っ張るのもイヤ、

つまりは抱っこして欲しい気持ち

オンリーの時もある。

 

階段でカートがあると、

カートを運ぶ(引っ張る、ではなく、よいしょと持つ)人と

子どもを抱っこして階段を登る(降りる)

人が必要で、

つまりぼくも奥さんも体力を使う事に

なる。

 

なかなかにこれは大変だったが、

そういう大変な思いをする事が、

案外家族の思い出になったり

するんだろうか、と

ハアハア言いながら会話をした。

 

そうだよね、そんなもんだよね、

と思いながら、

ブログに記せば、

またその記憶も色濃くなるだろうか、

と思い、この文を記している。

よく考えれば、カートはそぐわない事くらい

わかったとも思うのだが、そういう時もある。

 

 

さてさて、タブノキとショウロウクサギである。下見はどうなったかといえば、

特に木々に名前の札があるわけでもないので、

ネットの画像と照らし合わせても

よくわからないし、

そもそもみつけられていないかもしれない。

 

でもなんとなく思うのは

この森の中であれば

適当な木々に甘い果物で罠をしかけておけば

なんとかなるんじゃないか、

という雰囲気がある、という事である。

 

甘いかな?どうだろう?

6月を楽しみにしていよう。

 

末吉公園はホタルがたくさん飛ぶ

事でも有名である。

 

そちらも楽しみにしていよう。